ジュエリー原型 ジュエリーCADで製作 3Dプリンターで出力
こんにちは。私の住む山梨県は日本のジュエリー市場の製品の30%を製造しています。
その昔、水晶が採れたり、金も産出されていたようで、宝飾産業が盛んになったようです。
さて、ジュエリーを製造するには「原型」と呼ばれる元の型になるものが必要になります。
10年ほど前には「原型職人」と呼ばれる熟練の職人さんが、手作りで原型を製作していました。
ところが、デジタル化の波が急速に進み、今では3次元のCAD:パソコン上で立体デザインをする方法がほとんどのジュエリー工場で採用されています。
下の画像のような指輪をジュエリーCADで作ります。
この後に、私の工場ではイタリア製の超精密3Dプリンター(光造形機とも言います)を使って、樹脂製のモデルを作ります。
このような樹脂モデルです。
樹脂モデルには、リング本体の他にサポートと呼ばれる棒状、板状が付けられてます。
これは、3Dプリンターで樹脂モデルを出力するときに、きれいにプリントできるように付けるものです。
次に出来上がった樹脂モデルからサポートを丁寧にはずします。鋸、メス、鑢を使用して、破損しないように整形していきます。
そして、きれいに整形した樹脂モデルを使用して、ゴム型と呼ばれる量産用の型を作ります。
これです。
ゴム型の中には、樹脂モデルとまったく同じ空間ができますので、この中にワックスインジェクション装置でワックス(ロウのようなもの)を入れて、鋳造工程へ回します。
私の工場では、ゴム型までの工程をブライダル系のシンプルなリングなら、なんと、5000円という激安価格でお引き受けしております。
おそらく業界最安値、しかも最高クオリティー。これは、私どもが原型専業業者ではないため、大きな利益を原型製作で得る必要がないため実現しているものです。
鋳造を経て、熟練職人が完成品まで仕上げます。きれいですね。
お気軽にお問い合わせください。
企画
(株)ディークレア TEL.0800-800-2370 通話料無料
製造
(株)内藤貴金属製作所